イソップから花の香水が新登場。家の中に屋外の風景が広がります!
瓶をバッグに入れて家から撮影スタジオまで持ち運び、
床に寝転んでマジ撮りするほどお気に入りの新フレグランス。
イソップ「ローズ オードパルファム」。
「和バラ」がメインの、日本の美を意識した爽やかな甘さ。
2020年4月20日(月)の販売日より前に、いち早くゲットしました!
(ファッションメディアの端くれで生きる者の特権)
イソップ好きなら、
「新しい香りが出たっ」
ってワクワクするレアな新作です。
なにせ同ブランド33年間の歴史の中で、
フレグランスは計4型しかありません。
スキンケアブランドとはいえ、
女性目線で言うなら「男に媚びない」知的なフレグランスも評価が高いのです。
イソップ製品はすべてユニセックス仕様なので(ひげ剃り用ブラシなんかはありますが)、
男が使って問題ナシです。
ちなみにフレグランスは香料を溶かしたアルコール濃度で名称が変わりまして、
軽い順から、
オーデコロン
オードトワレ
オードパルファム
パルファム
になります。
もっとも持続力の高いパルファムだけが “香水” と呼ばれることも。
価格も下に行くほど上がっていきますね。
ローズはオードパルファムですから、持続力が高いです。
でも“ムンムン” とせずに最後まで(ラストノートまで)すっきりなのがイソップの良さ。
イソップのこれまでの3型は、
マラケッシュ(2005年)
タシット(2015年)
ヒュイル(2017年)
私がこの中で超好きなのがタシット。
「お〜目の前に草原が広がる〜〜!」
と感動した体験のままに。
↓ Pen Onlineのタシット発表会ニュース記事
www.pen-online.jp/news/product/aesop-tacit/1
柚子、バジル、植物の根(ベチバーハート)の辛口タシットと比べると、
ちょいフェミニンなのが今回のローズ。
イソップ・ジャパンのコメント文には、
「独自に再解釈したバラの香りと、アルプスの山々の輝きを感じさせるアロマやスパイス」
とあります。
なんと的確な表現でしょうか。
フレグランスの説明って原料名を、
トップノート、ミドルノート、ラストノートに分けてずらりと並べるのが通例ですが、
一般人はなんのこっちゃって思うじゃないですか。
(皆さんも同じ意見だと信じる)
イソップ・ジャパンさん、さすがです。
おっとちなみに、
私はフレグランスをつけて外出するのは年2回くらいしかありません。
(ん !?)
服を着るのは、服という画材で立体グラフィック(コラージュ)を描く行為ですから、普通に楽しんでやってます。
でもフレグランスって頭髪を整えたり、ヒゲを剃ったりのエチケットに近いんですよね。
周囲の人に「私の匂い」を振りまくのは、考え方が別モノなんです。
でもバッグの中に吹きかけ、外で開けた瞬間の心地よさを狙う日はあります。
ではメインの使い方はというと、
ルームフレグランス代わり。
仕事デスク横のカーテンに吹きかけます。
気分がふわっと軽くなるんですよ、高級なフレグランスだと。
ルームフレグランスでは得られない良さがありまして。
オードパルファムだと持続力が強いので、夜に吹きかけて忘れた翌日に再びデスクにつき、
さらりと残り香がしたときの癒やし効果ったら!
……ええ、まー正直言いますと、そんなお洒落なこといつもやってるのは嘘です。
原稿仕事が詰まってしんどいときに、
「そうだ、イソップあるじゃん!」
ってシュッと。
「頭の疲れが消える〜、ファンタジーだー」
と。
(最強の癒やしコマンドは、“寝る” ですけども)
フレグランスは、自宅こもりでストレスが溜まるときこそ有効では?
コスメの香り全般が苦手な人には向きませんが、どんよりした家のムードをなんとかしたいとお考えならどうぞご活用を。
それでは「ローズ オードパルファム」のお値段はいかに?
50mL ¥19,800(税込)。
高いか安いかは(安くはないか…)、皆さんの価値観しだいですっ。
写真 © 高橋一史
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